みなさんがこれまで日本語で勉強してきて、できるようになったことは何ですか。
切符を買う、道をたずねる、先生に推薦状を頼む...
毎日の生活については、もう自由に話すことができますね。今学期は、そんな「毎日の生活」から一歩飛び出して、もう少し広い世界・みなさんのまわりの社会へ行ってみましょう。そのために、
- 日本語を使って社会問題について書いたり、話したり、いろいろな人と意見交換する
- 意見交換をした後で問題を解決するために自分に何ができるか考え、それを実行してみる
というプロジェクトをします。
目的:
日本語を使って世界の問題・社会問題について
- 見たり、読んだり、聞いたりして情報を集める。
- 自分の意見を言う(例:何が、どうして問題か/解決するためにはどうしたらいいか)。
- 実際に社会とかかわる(例:他の人と意見交換をする、解決策を実行する)。
コミュニケーションをするのに、ことばのほかに写真や色などビジュアルの情報、音、レイアウト、ゼスチャーなどをできるだけいっしょに使って、伝えたいことをわかりやすく伝える。
作品「私と(社会問題)」の内容:
- 見ている、聞いている、読んでいる人にどうしてその問題が大切なのかわかってもらう。
- どうしてみなさんが選んだ社会問題を問題だと思うのか、例を使って説明する。
- その問題を解決するために(自分のことばと)日本語を使って自分でどんなことができるのかを(自分にしかできないことは何かも考えて)まとめる。
作品「私と(社会問題)」を見る/聞く/読む人:
- クラスメート
- 日本人大学生
- 日本語がわかる人
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