切符を買う、道をたずねる、先生に推薦状を頼む…
毎日の生活については、もう自由に話すことができますね。今学期は、そんな「毎日の生活」から一歩飛び出して、もう少し広い世界・みなさんのまわりの社会や世界へ行ってみましょう。そのために、
・ 日本語を使って社会問題、世界の問題について書いたり、話したり、いろいろな人と意見交換する
・ 意見交換をした後で問題を解決するために自分に何ができるか考え、それを実行してみる
というプロジェクトをします。その名も、
社会・世界問題プロジェクト
略して
しゃかか(しゃかい・せかいもんだい)プロジェクト
(何かもっといい名前があったら、ぜひ知らせてください!)
しゃかか(しゃかい・せかいもんだい)プロジェクト
(何かもっといい名前があったら、ぜひ知らせてください!)
目的:
日本語を使って世界の問題・社会問題について
- 見たり、読んだり、聞いたりして情報を集める。
- 自分の意見を言う(例:何が、どうして問題か/解決するためにはどうしたらいいか)。
- 実際に世界、社会とかかわる(例:他の人と意見交換をする、解決策を実行する) 。
- コミュニケーションをするのに、ことばのほかに写真や色などビジュアルの情報、音、レイアウト、ゼスチャーなどをできるだけいっしょに使って、伝えたいことをわかりやすく伝える。
ステップ:
- 興味のある世界の問題・社会問題のことばを調べて、覚える。
- 興味のある世界の問題・社会問題についていろいろな人と意見交換をする。
- 「私と(世界の問題・社会問題)」というタイトルで、作文や写真(ブログにのせる)、ラジオ番組、テレビ番組、映画などを作る。
- 日本語(とみなさんのわかる言葉)を使って、世界、社会の問題を解決するために(自分にしかできないことは何かも考えて)できることをしてみる。
作品「私と(世界の問題・社会問題)」の内容:
- 見ている、聞いている、読んでいる人にどうしてその問題が大切なのかわかってもらう。
- どうしてみなさんが選んだ世界の問題、社会問題を問題だと思うのか、例を使って説明する。
- その問題を解決するために(自分のことばと)日本語を使って自分でどんなことができるのかを(自分にしかできないことは何かも考えて)まとめる。
作品「私と(世界の問題・社会問題)」を見る人/聞く人/読む人:
- クラスメート
- 日本人大学生
- 日本語がわかる人
詳しい手順(プロセス)
同じ社会・世界の問題に興味のあるクラスメートと2〜3人でグループを作る。グループでどんな問題について考えるか決めて、企画書(きかくしょ、proposal)を出す。企画書は、グループのしゃかかブログにポストする。他のグループの企画書にコメントする。コメントに返事をする。グループで選んだ社会・世界の問題の資料を集めて、リストをブログにポストする。(日本語3〜5つ;英語いくつでも)問題の言葉のリストを作って、覚える(40個)。追加(ついか、additional)の資料のリストをブログにポストする。問題について自分たちが考えたことをポッドキャストで発表するために、アウトラインを提出する。ポッドキャストは、イメージを使ったデジタルストーリーでも、ビデオを使ったニュース番組/映画でもいい。クラスメートのアウトラインにコメントする。
選んだ単語の1回目の小テストをする(20個)。
クラスメートや先生などのコメントをもとに、アウトラインを書き直す。プロジェクトの評価のカテゴリーを決める。- ブログを使ったり、人と会ったりして、いろいろな人と意見交換(こうかん;exchange)をする。
下書き(ポッドキャストのスクリプトと、ブログにのせる短い論文)を提出する→11/3までクラスメートの下書きにコメントする→11/4まで- クラスメートや先生などにもらったコメントをもとに、下書きを書き直す。→11/12まで
- 選んだ単語の2回目の小テストをする(20個)。
- 下書きをもとに、ポッドキャストを作る。→12/7まで
- 作品をポッドキャストとしてインターネットで配信(はいしん:broadcast)し、日本の人からコメントをもらう(午後のクラスの聴講生、日本人の友達、ホストファミリーなど)。
- コメントを読み、実際にその問題を解決するために(自分の言葉と)日本語を使って何ができるか書いたことを実行する。
- 自分、そしてクラスメートのプロジェクトを評価する。→12/9
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